めろめろめるてぃー

いろいろ書きます メスです

ホストに行って思ったことなど

こんにちは。はじめてホストに行ってきました。先程の話です。

 

知り合いのホスト(以下、Rくん)と普通にごはんに行こうという話をずっと前からしていて、18時に新宿に待ち合わせした私ですが 遅れに遅れ結局19時半頃に新宿に着く羽目に。

 

「ごめん、今日店行かない?」

となんとも低姿勢で訊いてきたRくん。

「それだったら最初から言ってくれればよかったのに」

「いや、元々普通にごはん行く予定だったんだけどちょっと人が足りなくて、、休憩18時からだったんだよね、、‪ちょっとだけ抜けてくるって言って抜けてきたの」

これはもう完全に遅れた私が悪いので、行くことにしました。

「いや、、今日ホスト行くんだったらもっとバチバチにしてくればよかった、、」

そんなこんなで1時間、彼を指名して500円でたのしむことに決めました。

初回1000円、指名料3000円。私は3000円しか持ってなかったので図々しくも彼にほぼ払わせ、500円だけ払うことにして、店に行きました。

 

まず最初はよくわかってないのでよくわからないなりに言われるがままって感じで飲み放題がはじまります。

おみせで呼ばれる名前を決めて、いざスタート。

 

指名した人が横について、その他は前で話す、という感じ。

どちらかというと指名したRくんよりも前にいる人達のほうがガツガツに喋ってくるし、なんならほぼRくんは店側に呼ばれまくってたけど、なにかやらかしたんか?私は心配です

 

はじめ、新人さんのふたりがやってきてくれました。

同い年がふたり。

後にひとりは同い年ではないという、男特有のクソしょーもない嘘をつかれ、騙されやすそうと言われたがそのとおり。

「いや、にしても話し慣れてるね〜!!!ここはじめて?」

「ホスト自体はじめてよ〜」

「えっ?!??!!(仰々しいリアクション)」

「私ガルバで働いてるからこういうの慣れてんだよね」

「だからだ!逆にお金払いたいくらいだ!!!」

こういう会話は私もよくお客様とするので、やっぱり人間はどこまで行っても世間話ばっかりなんだなと実感。

煌びやかな店内で、その場に不釣り合いな19歳が、なりたてほやほやのホストたちと話す。

よくよく考えれば変な感じがする。

 

「ガルバといえば俺怖くていけないんだよな〜ぼったくられそう、、」

「いや、それは私がいまここで思っていることよ」

お会計はきちんと4000円でした。

 

飲み物がなくなる前に注いだり、注ぎ口にコップを当てないことの徹底だったり、呼ばれる時はボーイさんのトントンで、とかは私が前体入に行ったガルバと変わらないけど、

飲み終わったあとはコップを傾けて私よりも低い位置で乾杯をする、という風習があった。

これ、なんだろう。低位置なのは口付けた箇所の問題とか、相手より高くなっちゃ駄目とかいろいろあると思うけど、傾けたのはなんだろう、飲んだよという証拠だろうか、、気になる。

 

学校をやめてホストになった男が次についた。

両立ができなくて、、とのことで、やりたいことをやるには犠牲は付き物だなと改めて実感。これは私も同じで、やりたいことをやるために犠牲を払っています。

親に 先日ガルバの体入に行ったことは口にしていないし、今やっているガルバもどきも正直許されていない。

信用や期待を裏切ってまでも私がやりたいこと。

人とおしゃべりすることが好きで、この職につきました と胸を張って言える自分が今は好きだからこれでいい。ずっと本当はこれがよかった。親に騙されてやりたいことをやれないよりも、裏切ってまでもやりたいことをやる。大事だなと改めて思いました。

 

次に来たホストはその日いちばんえらいホスト。

「顔ちっちゃぁ〜?!??!!」

「親譲りなんで」

「ちょ、Rくんと写真撮って」

そう言われ、おとくいの満面の笑みでRくんと顔の大きさを比較する写真を撮られました。

「この写真あとで俺に送って」

「いや、それは謎すぎるだろ」

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そんなこんなでまともな会話という会話もせず、1時間はすぐに過ぎるものです。ガルバと同じだね。

感想は、素直にたのしかった。

500円で愉快な男たちと烏龍茶を飲み、

やっぱりそれぞれに人生があって、

騙すことも騙されることもありながら、

ぎりぎりで生きていけるのは いいなと

こんなに深いことを思いながら空腹で帰っています。また行くかもな、気が向いたら